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RISC

1980年代中盤、複数の新たな高性能RISC (reduced instruction set computer) マイクロプロセッサが登場した。それらは当初、特殊な用途のマシンやUNIXワークステーションに使われていたが、その後インテルのCPUを使ったデスクトップ以外のあらゆる分野で使われるようになった。

最初の商用のRISCマイクロプロセッサはミップス・テクノロジーズの32ビットプロセッサであるR2000である(R1000はリリースされなかった)。続くR3000は更に実用的な設計となり、R4000では世界初の64ビットアーキテクチャを採用した。それに対抗すべくIBMのPOWERやサン・マイクロシステムズのSPARCシステムが生み出され、間もなく各主要ベンダはRISCアーキテクチャを採用したプロセッサをリリースした。AT&TのCRISP、AMDの29000、インテルのi860とi960、モトローラの88000、DEC Alpha、ヒューレット・パッカードのPA-RISCなどである。

市場原理が働いてこれらのマイクロプロセッサは淘汰されていった。残ったものとしては、POWERとその後継であるPowerPCはデスクトップ (Macintosh) 用RISCプロセッサ、SPARCはサン・マイクロシステムズや富士通の設計するマシン用、MIPSアーキテクチャはシリコングラフィックスのシステムにも供給されているがほとんどは組み込み制御用(たとえばシスコシステムズのルータ)といったところである。他の各種RISCプロセッサは淘汰され消えていったか、消えようとしている。他の企業はニッチ市場に活路を求めた。例えばARMアーキテクチャは当初ホームコンピュータ向けに開発されたが、現在は組み込み制御用プロセッサの市場に集中している。今日MIPSアーキテクチャ、ARMアーキテクチャおよびPowerPCコアはコンピュータ組み込み機器の大きな部分を占めている。

もちろん、PC/AT互換機の世界では、インテル、AMD、VIAは全て80x86アーキテクチャのマイクロプロセッサを製造している。

64ビットコンピューティングの世界では、2004年の段階ではDEC(-インテル)のAlpha、IBMのPOWER、 AMDのAMD64、そしてヒューレット・パッカード-インテルのItaniumなどが主要なアーキテクチャとなっている。

(参照元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)