驚くほどの効果を発揮する「つもり貯金」 

2020/05/27
給料前に同僚から「今夜は一杯やっていこう」と誘われてふたつ返事でOKしたものの財布を覗いてみたら「あれっ?」なんていう覚えはないだろうか。

たまには同僚や友人とお酒を飲んだり食事をしたりしてストレスを発散することも必要だが、これが度重なると、お金は出ていくばかりだ。家計には痛い出費となってしまう。

そこで何回かに1回は断ることを心掛けよう。「他に約束があって」と言えば角も立たないはずだ。とはいえ、せっかく浮いた飲み代も財布に入れっぱなしにしておいては、いつの間にか使ってしまう恐れがある。

そこで、これを「つもり貯金」にしてしまうのだ。「つもり貯金」とは「飲みに行ったつもり」「旅行に行ったつもり」という具合に仮定して、その分のお金を貯金することである。もちろん、いちいち銀行に預けに行く必要はない。貯金箱を利用すればいいのだ。

このつもり貯金、ひとつつひとつは大きな金額でなくても積り積れば結構な額になる。中々侮れない方法なのだ。何をした「つもり」になるかは、工夫次第でいくらでも考えられる。

家でコーヒーを飲んだら「喫茶店に行ったつもり」自分で洗濯をすれば「クリーニングに出したつもり」弁当を持参したら「コンビニ弁当を買ったつもり」など何でもいい。

また、駅までバスに乗ったつもりで歩けば、健康にもいいというオマケまでついてくる。貯金箱だと、お金が貯まっていくのが実感できるので楽しさもどんどん増していく。ゲーム感覚でできるこのつもり貯金、実戦してみて損はないはずだ。