ローンがあってもお金がない場合でもお金を節約する技術

2020/05/27
出来るだけ借金はしたくないと思っていても住宅や車など値の張るものは中々即金で払うという訳には行かない。そこでローンを組むことになる。

「毎月ローンの返済だけで手一杯、とても貯金する余裕なんてないよ」という人もいるだろう。ローンがある間は、もちろんその返済が最優先だ。期間が長くなればなるほど余分な利息を払わなければならなくなる。

しかし、ローンを払っている人でも、お金を貯めるのは不可能ではない。確かに苦しい家計の中から1万も2万も捻りだすのは難しいかもしれない。だったら月に3,000円でも構わないので、まずは貯金を始めてみよう。

「それじゃあ100万円貯まるまでに30年近くもかかるじゃないか」なんてマイナス思考はこの際ご法度である。ここで大事なのは貯金をする習慣をつけることなのである。

逆に3,000円の余裕もないという人は、ちょっと自分の生活を見直してみるべきだ。例えば、1本100円の缶コーヒーを毎日買っていたら、ひと月で3,000円になる。つまり1日100円の無駄を無くすだけで貯金分かあっという間に確保できてしまうのだ。

3,000円程度だと普段は何気なく使ってしまうかもしれないが、それを貯金するとなると自分のお金を大事に扱おうという気持ちが生まれてくる。そうすれば、ローン自体も金利の低いところに変えようとか、早い時期に返済できるように計画を見直そうという考えに変わるものだ。

また、毎日1日の終わりに財布に余った小銭を貯金箱に貯金するというのも手軽にできて意外とお金が貯まる方法である。

積み立てる金額は可能な範囲で徐々に増やしていけばいい。余裕ができてから猛ダッシュしようと考えるより、ゆっくりでもいいからコツコツと貯めて行く方が確実にお金は増えていくのである。